この記事の要点

  • SNSのアカウント停止は、規約違反に心当たりがなくても自動判定や通報で起きることがある
  • 止まったときに失うのはアカウントより、お客様と連絡が取れる経路の方
  • 自分の場所はドメインとサーバーの2つでできている。ドメインは必ず自分の名義で取る
  • 物を売るなら、気軽に始めるのはBASE、検索から売りたいならShopifyが目安
  • 迷ったら月の売上見込みと、検索から来てほしいかどうかの2つで決める

ある朝インスタを開いたら、ログインできなくなっていた。

そんな話を、サロンのオーナーさんから聞くことが増えました。

投稿は何年分もある。

予約のDMもそこに届いていた。

それが、ある日いきなり開けなくなります。

この記事は、そうなっても困らないための話です。

アカウントを守る裏ワザではありません。

止まっても消えない自分の場所を、1つ持っておく方法です。

BANは悪いことをしなくても起きる

アカウントの停止は、規約違反をした人だけに起きるものではありません。

自動判定がまちがえることがあります。

同じ時間に投稿を続けただけで、機械的な動きと判断されることもあります。

なりすましの被害や、通報が重なって止まる例もあります。

異議を出せば戻ることもあります。

ただ、いつ戻るかは運営次第です。

こちらでは決められません。

BANは違反がなくても起きる
自動判定まちがえることがある
投稿同じ時間に続けると機械的と判断される
通報重なって止まる例もある
戻る時期異議を出しても運営次第

SNSもLINE公式も、借りている場所だからです。

家賃を払わずに使わせてもらえるかわりに、ルールも鍵も向こうが持っています。

これは悪いことではありません。

ただ、全部をそこに置いておくと、止まった日に動けなくなります。

SNSは借りている場所
悪いことではないが、全部を置くと動けなくなる
家賃払わずに使わせてもらえる
ルールと鍵向こうが持っている
全部置く止まった日に何もできない

失うのはつながりの方

止まって一番困るのは、フォロワーの数ではありません。

お客様と連絡が取れなくなることです。

予約の相談をDMで受けていた人は、その日から相談が届かなくなります。

お客様の側からも、お店が消えたように見えます。

「閉店したのかな」と思われて、そのまま離れてしまう人もいます。

止まった日から起きること
停止ある朝ログインできない
相談予約のDMが届かなくなる
見え方お店が消えたように見える
離脱閉店したと思って離れる

だから備えの中心は、SNSの外に連絡がつく場所を持つことです。

だから備えの中心は、SNSの外に連絡がつく場所を持つことです。

その場所が、自分のサイトです。

サイトがあれば、検索でお店の名前を打った人がたどり着けます。

SNSが止まっている間も、営業時間や予約の方法をそこで伝えられます。

SNSとサイトの役割の違いは、SNSがあるのにホームページは必要かで詳しく書いています。

自分の場所は2つでできている

自分のサイトは、ドメインとサーバーの2つでできています。

ドメインは住所です。

ai-blossom.net のような、サイトの名前にあたる部分です。

サーバーは土地です。

ページのデータを置いておく場所です。

住所は、一度決めたらずっと使い続けます。

名刺にも、Googleマップにも、チラシにも載るからです。

土地は、あとから引っ越せます。

住所さえ自分のものなら、サーバーを替えてもお客様からは同じ場所に見えます。

つまり、本当に手放してはいけないのはドメインの方です。

自分の場所は住所と土地
本当に手放してはいけないのはドメイン
ドメイン住所。名刺や地図に載るのでずっと使う
サーバー土地。あとから引っ越せる

ドメインは自分の名義で取る

ここだけは、はっきり言わせてください。

ドメインは必ず自分の名義で取ってください。

制作会社に丸ごと頼むと、ドメインが業者の名義になっていることがあります。

その場合、契約をやめるとドメインも一緒に持っていかれることがあります。

SNSの停止に備えて作った場所が、今度は業者の都合で止まる。

それでは借りている場所が1つ増えただけです。

業者に作ってもらう場合も、ドメインの契約だけは自分のアカウントでしておくと安心です。

ドメインは誰の名義か
業者の名義
  • 契約をやめると持っていかれることがある
  • 借りている場所が1つ増えただけ
自分の名義
  • ドメインの契約だけは自分のアカウント
  • 店名に近い短い名前
  • 電話口で伝えやすいか

名前は、店名かそれに近い短い言葉がおすすめです。

電話口で伝えやすいかどうかで選ぶと、あとで困りません。

サーバーはエックスサーバーから

サーバー会社はたくさんありますが、最初の1つで迷うならエックスサーバーを選べば大きく外しません。

理由は3つあります。

国内で利用者が多く、困ったときに調べると答えが見つかりやすいこと。

WordPressを数回のクリックで入れられること。

契約の条件によって、ドメインが無料で付くキャンペーンをしていることが多いこと。

最初のサーバーで外さない理由
利用者国内で多く、調べると答えが見つかる
WordPress数回のクリックで入れられる
ドメイン無料で付くキャンペーンが多い
条件時期で変わるので申し込む前に確認

このサイトも、以前はエックスサーバーのWordPressで動いていました。

今は自分で直せる別の形に移していますが、最初の一歩としては十分に回りました。

料金やドメイン無料の条件は時期で変わるので、申し込む前にエックスサーバーの公式サイトで最新の内容を確認してください。

PR

WordPressにするか、別のサービスにするかの選び方は、個人事業主のホームページの作り方にまとめています。

物を売るならBASEかShopifyか

サロンのオーナーさんから、もう1つよく聞かれるのがこの質問です。

ホームケア用品やオリジナル商品を、ネットでも売りたい。

そのとき候補に挙がるのが、BASEとShopifyです。

どちらも、自分のネットショップを持てるサービスです。

違いをひとことで言うと、こうなります。

気軽に始めるならBASE。

検索から売りたいならShopify。

BASEとShopifyの違い
BASE
  • 月額0円から
  • 売れたときに手数料
  • スマホで商品を並べられる
  • 作り込みは得意でない
Shopify
  • 月額料金がかかる
  • 検索向けの作り込みがしやすい
  • ブログから商品へつなげる
  • 最初に整える手間が増える

気軽に始めるならBASE

BASEは、月額0円から始められます。

スタンダードプランは初期費用も月額もかからず、売れたときに手数料がかかる仕組みです。

2026年9月時点の公式の料金表では、決済手数料が3.6%+40円、サービス利用料が3%です。

売れない月は、お金がかかりません。

商品を並べるのも、スマホで写真を撮って文章を入れるだけです。

まずはお店のお客様に向けて、3品だけ置いてみる。

そういう始め方に向いています。

一方で、見た目や検索対策を細かく作り込むのは得意ではありません。

お客様はSNSやLINEから連れてくる前提になります。

BASEスタンダードのめやす
初期・月額どちらも0円
決済手数料3.6%+40円
利用料売れたときに3%
向く人今のお客様に3品だけ置いてみる

2026年9月時点の公式の料金表の内容です。

商品づくりの考え方は、ひとりサロンの収入をもう1本つくる方法で書いています。

BASEでネットショップを無料で作る

PR

検索から売りたいならShopify

Shopifyは、月額料金がかかります。

2026年9月時点の公式の料金表では、ベーシックプランが年払いで月3,650円、月払いで月4,850円です。

そのかわり、検索で見つけてもらうための作り込みがしやすくなっています。

ページごとのタイトルや説明文を自分で決められる。

ブログを書いて、商品ページへつなげられる。

アプリを足して、機能を増やしていける。

SNSが止まっても、検索から知らない人が来てくれる。

この状態を目指すなら、Shopifyの方が向いています。

ただし、そのぶん最初に整える手間は増えます。

月額がかかるので、売れない月も費用は出ていきます。

Shopifyベーシックのめやす
月額年払いで月3,650円、月払いで月4,850円
できることタイトルや説明文を決める、ブログ、アプリ
手間最初に整える作業が増える
向く人検索から知らない人に来てほしい

2026年9月時点の公式の料金表の内容です。

迷ったら2つで決める

どちらにするか迷ったら、次の2つだけ考えてみてください。

1つ目は、売上の見込みです。

月に数件、今のお客様に買ってもらえればいいなら、BASEで十分です。

2つ目は、知らない人に検索から来てほしいかどうかです。

来てほしいなら、Shopifyを選んだ方があとで乗り換える手間がありません。

どちらも決めきれないなら、BASEで始めて大丈夫です。

迷ったら2つで決める
売上月に数件、今のお客様ならBASEで十分
検索知らない人に来てほしいならShopify
迷うBASEで始めて、売れる形が見えたら移る

売れる形が見えてから移っても、遅くはありません。

いきなり完璧な形を目指して、何も始まらないのが一番もったいないからです。

今週やること

全部を一度にやる必要はありません。

今週やるなら、この順番です。

まず、店名で取れるドメインがあるか調べてください。

次に、サーバーを契約して、そのドメインをつなぎます。

最後に、営業時間と予約の方法だけを書いた1ページを公開します。

それだけで、SNSが止まった日にお客様を案内できる場所ができます。

今週やる3つ
1. 調べる店名で取れるドメインがあるか
2. つなぐサーバーを契約してドメインを接続
3. 公開営業時間と予約方法の1ページ

止まる前にインスタのプロフィールにURLを貼っておきます。

インスタのプロフィールにも、そのURLを貼っておいてください。

止まる前に貼っておくことで、見た人の記憶に残ります。

物販はそのあとで構いません。

自分で作る時間が取れない場合や、ドメインの名義を含めて一度整理したい場合は、お問い合わせから相談してください。

よくある質問

SNSのアカウントは、規約を守っていれば止まりませんか

そうとは限りません。自動判定の誤りや通報の積み重ね、なりすましの被害などで、心当たりがないまま止まる例もあります。止まらない前提ではなく、止まっても困らない前提で準備しておく方が安心です。

ドメインとサーバーは何が違いますか

ドメインはサイトの住所、サーバーはサイトのデータを置いておく土地にあたります。住所はずっと使い続けるもの、土地はあとから引っ越せるもの、と考えると分かりやすいです。

BASEとShopifyはあとから乗り換えられますか

できます。ただし商品データや顧客の情報を移す作業が発生し、URLも変わります。最初から検索での集客を本気でやるつもりなら、はじめからShopifyを選んだ方が手戻りは少なくなります。

ホームページとネットショップは両方要りますか

売る物があるなら、ホームページを本拠地にして、ネットショップをそこからつなぐ形が扱いやすいです。まず1つだけなら、自分の店を説明するホームページから始めてください。

費用はどのくらいかかりますか

サーバーは月に千円前後から、ドメインは年に千円から数千円が一般的な目安です。キャンペーンでドメインが無料になることもあるので、契約前に公式サイトで最新の条件を確認してください。

サイトの穴を、無料で点検します

いま持っているサイトのアドレスを送ってください。11の項目で測って、直したほうがいい順番に並べてお返しします。直す必要がなければ、そう言います。

LINEで点検を申し込む

登録すると、制作を頼む前の12項目チェックシートもお渡しします。

仕組みごと任せたい方へ

サイト制作、SNS運用、公式LINEの設計、広告の受け皿づくりまで。つくることに集中できるように、売る側を引き受けています。

相談してみる